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「なんとなく怖い」を「なるほど!」に変える。専門用語も優しく解説!20代のためのFX入門講義

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FX の勉強を始めようと専門書を開くと、いきなり「レバレッジ」や「スプレッド」といったカタカナ用語の嵐に圧倒されてしまいますよね。

でも、安心してください。これらの用語は、英語の授業で単語を覚えるのと同じで、一度仕組みを理解してしまえば決して難しいものではありません。むしろ、用語の意味がわかると、チャートが「何を語っているのか」が手に取るようにわかるようになります。

今回は、元プロの視点から、専門用語を私たちの日常にある感覚に置き換えて解説します。読み終わる頃には、あなたの 「なんとなく怖い」 が、心地よい 「なるほど!」 に変わっているはずです。

目次

1. FX の基本:価格の差を利益にする「両替」の仕組み

そもそも FX とは何?

FX とは、日本語で「外国為替証拠金取引」と言います。難しく聞こえますが、要は 「異なる通貨を交換して、その差額で増やす」 仕組みです。

例えば、1 ドル = 100 円 の時にドルを買い、1 ドル = 110 円 になった時に円に戻せば、手元には 10 円 の利益が残ります。このシンプルな仕組みが FX の原点です。

2. 利益の狙い方は 2 つ。まずは「ロング」から理解しよう

FX には、利益を狙う方向が 2 つ あります。それが ロング(買い)ショート(売り) です。

「ロング(買い)」はイメージしやすい

「安く買って、高く売る」。これは商売の基本であり、初心者の方にとっても一番イメージしやすい形です。

「これからドルの価値が上がりそうだ」と予測して買うことを ロング と呼びます。買った時よりも価格が上がれば、その分があなたの利益になります。長く持てば持つほど利益が伸びる期待を込めて「ロング(長く持つ)」と呼ばれる、と覚えるとスムーズです。

なぜ「売り(ショート)」から入れるの?

FX の面白い(そして少し不思議な)ところは、価格が下がっている時でも利益を出せることです。これを ショート(売り) と呼びます。

「持っていないものを先に売る」というのは奇妙に聞こえるかもしれませんが、「レンタルした商品を先に売っておき、後で安く買い戻して返す」 というイメージです。

  • 友人から価値 100 円 のペンを借りて、すぐに別の人に 100 円 で売る。
  • その後、ペンの価値が 80 円 に下がった時に買い戻して、友人にペンを返す。
  • 手元には差額の 20 円 が残る。
    これが、価格の下落局面でも利益を出せる「ショート」の仕組みです。

3. これだけは外せない! 初心者がまず覚えるべき 3 つの最重要用語

① スプレッド:実質的な「手数料」

FX 会社でレートを見ると、買値と売値が少しだけズレていることに気づくはずです。この差額を スプレッド と呼びます。

これはお店側の「取り分」、つまり実質的な手数料です。スプレッドが狭い(差が小さい)会社を選ぶほど、私たちの手元に残る利益は多くなります。

② レバレッジ:少ない資金を動かす「テコの原理」

第 4 回 でも触れた レバレッジ は、預けたお金の最大 25 倍 までの金額を取引できる仕組みです。

「少ない力(資金)で大きな岩(取引額)を動かす」テコの原理と同じです。効率よく稼ぐための武器ですが、アクセルの踏み込みすぎには注意が必要です。

③ 証拠金(しょうこきん):取引を維持するための「担保」

取引をするために口座に預けるお金を 証拠金 と呼びます。

マンションを借りる時の「保証金」のようなイメージです。この証拠金が一定の割合を下回ると、あなたの資産を守るための「自動ブレーキ」である ロスカット(強制決済) が発動します。

4. 元プロが教える「なるほど!」と腑に落ちる例え話

スワップポイントは「通貨の利息」

通貨にはそれぞれ「金利」があります。日本のような低金利の通貨を売って、ドルのような高金利の通貨を買うと、その金利の差額が毎日もらえます。これを スワップポイント と言います。

持っているだけでチャリン、チャリンとお金が貯まる「ご褒美」のようなものですが、逆に金利の高い通貨を売る場合は支払いが発生することも知っておきましょう。

pips(ピップス)は「共通の物差し」

「1 円 動いた」と言う代わりに、FX ではよく pips という単位を使います。

「昨日は 50 pips 動いたね」と言うと、どんな通貨ペアでも同じ基準で値動きの幅を表現できます。初心者のうちは、「損切り幅を 10 pips に設定しよう」というように、リスクを測るためのメモリ として活用しましょう。

まとめ:用語という武器を手に、相場の世界へ出かけよう

  • 「ロング」は安く買って高く売る。
  • 「ショート」は高い時に売り、安く買い戻す。
  • 専門用語は「日常のシーン」に置き換えれば怖くない。

用語を正しく知ることは、相場という戦場を生き抜くための「地図」を手に入れるのと同じです。「なるほど!」と腑に落ちたなら、もうあなたは暗闇の中を歩く初心者ではありません。

まずは今日、実際のチャートを開いて、今のレートに スプレッド がどれくらいあるか、ロング で狙えそうか ショート で狙えそうか、眺めてみてください。その「観察」こそが、一生モノのスキルを磨くための 最高の実習 になります。

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この記事を書いた人

FX トレード・ラボ 編集部は、FX初心者が安心して判断できるよう、口座比較や基礎知識、リスク情報を中立的に整理する金融メディアです。

感覚ではなく理解にもとづいた選択を大切にしています。

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