ローソク足のプライスアクショントレードを極めて大衆の一歩先へ行こう!強力なプライスアクションパターン集その1

あなたはマーケットの絶対王者の存在をご存知ですか?

ウォール街の機関投資家でしょうか?

各国の中央銀行でしょうか?

いいえ、ちがいます。

マーケットの絶対王者とは、「価格」なのです。

ウォール街の機関投資家も、各国の中央銀行も、「価格」に基づいて、何をするのかを決めているのです。

その「価格」を分析することは、トレードで生計を立てるためには必須のスキルです。

テクニカル分析であれ、ファンダメンタル分析であれ、究極的にはやっていることは同じです。

そう、価格の分析なのです。

現在の価格に基づいて、現在は買い手と売り手のどちらが有利なのかを、
やり方は違えど、どちらも分析しているのです。

我々の祖先は、価格を分析するための最強のツールを発明してしまった。

ローソク足の存在は、トレードをかじったことのある人なら知らない人はいないであろう。

江戸時代の伝説的な相場師であった本間宗久によって生み出されたとされるローソク足は、
今もなお世界中で最もポピュラーなテクニカル指標の一つである。

ローソク足とは、価格に時間の概念を足したものです。

指定された期間内の、(5分や1時間や1日など)価格の動きをあらわしたもので、
指定された期間内の高値、安値、始値、終値の4つから成り立っています。

 

 

この、ローソク足のパターンを使ったトレードがプライスアクショントレードであり、
どんなインジケーターよりも早く、正確なシグナルを出す、我々トレーダーが真っ先に学ばなければならないモノなのです。

 

強力なプライスアクションパターン集

1.ピンバー(Pin Ber)

 

正式名称はピノキオバーと呼ばれ、反転のシグナルとして最も有名なプライスアクションパターンの1つです。

ピンバーとは、ローソク足の実態よりも長い上ヒゲor下ヒゲが出ているローソク足です。

言葉よりも画像の方がわかりやすいので、こちらをご覧ください。

 

上の画像の、青いローソク足が、買いのピンバーであり、赤いローソク足が、売りのピンバーです。

このピンバーが、どのようにして機能しているのか、実際のチャートをご覧ください。

 

 

機能しているピンバーを青で囲って、失敗したピンバーをピンクで囲ってみました。

このように、ピンバーはしっかりと機能することがお分かりいただけたかと思います。

また、ピンバーの特徴として、長い時間軸で出現したピンバーほど信頼性が高まります。

5分足で出現したピンバーより、1時間足で出現したピンバーの方が強く、
1時間足で出現したピンバーより、日足で出現したピンバーの方が強いのです。

そして、ピンバーは、連続して出れば出るほど、強力なシグナルとなります。

 

このように、ピンバーが乱立して出現しているときは、チャンスです。

単体で出現したピンバーよりも圧倒的に信頼度は増しますので、しっかりと確認してみてください。

 

ピンバーのポイント
ピンバーでのトレードで最も重要なのが、ピンバーが出現した位置です。

高値圏、底値圏での出現が最も説得力のある位置のピンバーです。

また、高値圏、安値圏で複数本ピンバーが出た場合、強い反転シグナルとなります。

ピンバーの、実態と髭の長さのバランスも大事です。

長すぎる髭のピンバーは、反転と同時にボラティリティの拡大もあらわしていますので、
すぐに飛び乗るのではなくて様子をうかがうのが賢明です。

2.包み足(エングルフィンバー)

 

包み足とは、前回の陰線or陽線を、次の足で包んでいる2つのローソク足からなるパターンです。

言葉では説明しずらいので、こちらの画像をご覧ください。

 

このように、前のローソク足を次のローソク足が包んでいる形が、包み足となります。

ピンバー同様に、包み足は転換のサインです。

包み足も、ピンバー同様に高値圏、安値圏で出ることが好ましいです。

包み足単体でのエントリーはだましが非常に多くあまり使えません。

しかし、直近3本以上を一気に包んだ包み足は、かなりの信頼度が増します。

実際のチャートで確認してみましょう。

 

上記の画像のように、高値圏で出た直近3本を包み込んだ包み足は、かなりの信頼度を持ちます。

 

このように、高値圏で直近3本を包んだ包み足は、かなりの信頼度があります。

包み足を見つけたら、直近の足を何本包んだかをしっかりと確認してみてください。

また、直近の足が、じわじわと小動きで上昇していることが重要です。

じわじわと上げてきたのを一瞬で壊したときに、チャンスがあるのです。

2つ合わせたらピンバーとなる形の包み足

上記で紹介した包み足のほかに、2つ合わせたらピンバーとなる包み足の形があります。

まずはこちらの画像をご覧ください。

こちらの画像の包み足は、2つを合体させたらキレイなピンバーの形となります。

ダラダラとした値動きを一気に貫く包み足と、合体させたらピンバーとなる形の包み足、どちらも強力なシグナルです。

この2つのタイプの包み足をしっかりとマスターすれば、あなたのトレード戦略の幅は少なからず広がるはずです。

MAやオシレーターなどにとらわれていると、相場ではカモにされるだけです。

プライスアクションこそ、全てのトレーダーが学ぶべき最重要項目の1つなのです。

包み足のポイント

包み足は、直近の足を数本包んでいる足が好ましいです。

1本しか包んでいないと、あまり信頼度は高くはありませんが、
合体したらピンバーとなる形の包み足は、信頼度が増します。

直近の足を3本以上包んでいると一気に信頼度は上がります。

また、直近の足はダラダラとした小動きの足が理想です。

ダラダラとした動きを、一瞬で突き抜けたときに、チャンスがあります。

3.はらみ足(インサイドバー)

 

はらみ足は、別名インサイドバーとも呼ばれ、妊婦がおなかに子供を抱えている絵に似ていることから名づけられました。

はらみ足とは、包み足の逆で、前のローソク足の中に次のローソク足がすっぽりと収まっている2つの組み合わせのことです。

 

上記の画像のように、前のローソク足に包み込まれている形がはらみ足です。

はらみ足は、いたるところで出現していて、単体で見たら使い物になりません。

しかし、トレンドの高値圏、安値圏で出現したら、信頼度は一気に増します。

包み足同様、はらみ足も2つ合わせたらピンバーの形となるので、
ピンバーの形になるはらみ足のみに絞ってエントリーチャンスをうかがうのが賢明と言えるでしょう。

はらみ足は、あくまでも合成ピンバーとして考えるのが最も有効な使い方です。

いたるところに出現しているので、トレンドの天井圏、天底圏以外でのはらみ足エントリーは避けましょう。

はらみ足のポイント
はらみ足は、合成ピンバーとして考えて、トレンドの天井圏、天底圏以外でのエントリーは控えるのが無難です。

また、はらみ足を判断する基準として、はらみ足2つの足の長さを見るのが大事です。

短い足同士でのはらみ足は無視してください。

ある程度の長さの足で構成されたはらみ足が、本当のはらみ足です。

まとめ

 

プライスアクションは奥が深く、今回紹介した3つ以外にも、様々なパターンがあります。

今回はプライスアクションの基本となる3つを紹介しましたが、
次回は応用編でさらに深いプライスアクションのパターンを紹介したいと思います。

とりあえずはこの3つをしっかりと覚えてください。

プライスアクションの応用編では、これら3つのパターンの原理原則を応用したパターンがたくさんあります。

プライスアクションを極めると、大衆のトレーダーとは別の世界から相場を観察することができますので、
トレードで生計を立てると真に決意した人は、プライスアクションに背を向けずに、しっかりと頭に叩き込んでください。

では、次回また会いましょう!